輸入物販研究ブログ SPARKY!!

G13です。ブランド品の輸入業をメインにビジネスを展開中。法人設立から4期目。副業としての輸入転売から独立以降の成長の軌跡をたどり、2018年12月に月商1400万を達成したノウハウを書き記していきます。 販売媒体は、自社通販サイト、楽天、BUYMA、メルカリ、ヤフオク。

バイマ(BUYMA)とは ーバイマという戦場で何が起きているのかー 番外編

f:id:GINKEN24:20180621090528p:plain

 

さて、前回の続きです。

バイマという戦場で稼いでいるプレイヤーは何をやっているのか。

番外編です。

 

知ってはいるけどやらないなぁってノウハウなので、

番外編にしました。

 

それでは番外編のノウハウ、紹介していきます。

 

特定ブランド卸取引・総代理権獲得

 

このノウハウは、日本で人気が急上昇してきているブランド、

かつ、日本にまだ正規代理店が存在していないブランドを扱います。

 

この二つの条件に当てはまるブランドに対し、

卸交渉を持ちかけます。

つまり、ある程度まとまった在庫を買う代わりに、

卸価格にして購入させてくれという交渉です。

 

これは、卸に対してオープンなブランドであれば、

直接、メールや電話でコンタクトを取れば卸交渉可能です。

ブランドの拡大を目指しているところなどは、

比較的オープンですね。

 

僕も昔よくやっていました。一例を紹介すると・・・

ある時期、人気爆発したiphoneケースブランドがあり、

 

valfre.com

こちらのブランドなどに卸交渉を持ちかけました。

ここは比較的卸に対してオープンだったので、

すぐに卸価格が書かれたリストを送ってきてくれました。

 

最低でも買わなきゃいけない金額、俗に言うミニマムってやつが、

7万円とかだったので、資金がない中、思い切って買ってみたのを覚えてます。

 

結果、売れたのか・・・。

はい、売れました。在庫は一個も残っていないです。

しかし!儲かりませんでした笑

 

何が起きたのかというと、メールや電話で交渉して、

卸取引がまとまるようなブランドだと、

他の人も同じように卸取引できちゃうのです

 

なので、他の人もどんどん卸価格で購入して、

市場に参入してきます。そうすると一気に値段がぶっ壊れる・・・。

そんなこんなで、僕自身がトライしてみたのは、

在庫は残らなかったけど、結果儲からず失敗という形でした。

 

一方で、他の人が卸交渉できないようにする方法もあります。

それが、日本での独占販売権、つまり総代理権の獲得です。

 

これはさすがにメールや電話だけで済むのもではないのですが、

ブランドのオーナーと直接交渉し、卸取引を獲得するのみならず、

その販売権を独占的にしてもらう契約を結びます。

 

要するに「卸価格で卸すのは日本では君のところだけだよ」という契約です。

まぁもちろん、ブランドによって契約の仕方はかなり異なるので、

一概には言えませんが、雰囲気、こんな感じです。

 

この契約を結ぶことによって卸価格で出せるのは自分だけになります。

少し前に流行ったChuan Pisamai(チュアンピサマイ)というブランドで、

契約の詳細は分かりませんが、独占的に販売できる、日本の正規代理店になって、

ラフォーレ原宿に出店まで成功させた人もいたと聞いています。

 

そこまでいけばかなり儲かること間違いなしですね。。。

 

ですが、この手法は僕はやらないと思います。。

なぜなら、この契約を結ぶことによって、年間の仕入れ数量など、

縛りが生まれてしまうからです。

また、人気急上昇したブランドも、ずーっと人気が続けばいいのですが、

やはり現実は厳しく、いつか落ち着く時がきます。

下手したら、人気がなくなることも・・・。

 

そうなった場合に、契約で仕入れ数など決まっていたら、

かなり厳しいですよね。ガチ不動在庫が残ります。

 

なので僕も、この手法はまだやらないかなぁと思っています。

やるとしたら、よほど強いブランドを見つけた時か、

キャッシュ体力が超潤沢にある時か・・・。

その時になってようやく考えるといったところでしょうかね。

 

ブランドの国内転売

 

これがまたびっくりするようなノウハウなのですが、

この手法で情報発信している人が多く、結構流行っているみたいですね。

 

どういった手法かというと、

普通に高島屋や、伊勢丹などのデパート、

あるいは日本のブランド直営店で販売されている商品を転売する手法です。

 

最初に聞くと、一体どういうことなのかと思いますが、

普通に国内の店舗で10000円で売られているものを13000-15000円で販売するのです

 

そんなことできるの!?

という感じですが、はい、なぜかそれでバイマでは売れてしまうんです。

特に流行っているのがシャネルです。

 

シャネルはネット上にあまり商品情報が載っていません。

なので実際お店に行ってみてみないと、商品の値段や、

商品の詳細、例えば財布の内側の仕様がどうなっているのか、

などの情報が、わからないのです。

 

そこをうまく突いたのが、この国内転売です。

シャネルの店舗に行って、商品写真を撮って、

国内価格にある程度の利益を乗っけて出品。

売れたら買い付け、もしくは通販で買って、発送しておしまい、

というのがこの仕組みの全容です。

 

国内の値段に乗せて転売するとかもはや詐◯じゃんと思いますが、

近くにシャネルの店舗がない、もしくは行く時間がないという人にしてみれば、

まぁ確かに買う側にメリットのある話です。

 

このやり方でバイマ内で稼いでいる人は結構います。

ですが、僕は基本的にはやらないと思います。

 

と、いいますのも、

さすがに国内価格に乗っけると言ってもそこまで乗っけられません。

ざっとバイマ内の国内転売プレイヤーを見た感じだと、

7-15%の粗利でやっている人が多いです。(あくまで推測です)

 

この手法だと、写真を撮りに行かないといけない、

売れたら買い付けに行かないといけない、

など、結構労力がかかります。

 

その作業を外注にしてしまう手もありますが、

その粗利だと、人件費払ったら最終いくら残るんだ。。。

ってなって絶望しかねないので、ここは労力と利益率をみて、

やらないかなぁ、と判断しています。

 

逆に、ネットの画像だけ使って、ネットから注文して

国内転売、という手法もあるので、むしろこっちの方はちょくちょくやっています。

ある意味、この方法の方が輸入よりも初心者の方にとってはずっと簡単かもしれません。

 

・・・さて、

こんな感じで、僕が知りえた情報から、

稼いでいるバイマプレイヤーのノウハウを分類してみました。

いかがでしたでしょうか?

 

結構初心者の方からすると、難易度高そうな話も出てきたかもしれません。

次回は、この戦場の状況を踏まえて、

これから参入する人はどうやってバイマで稼いでいけばいいのか、

そのあたりを解説していきたいと思います。

 

では!

 

G13