輸入物販研究ブログ SPARKY!!

G13です。ブランド品の輸入業をメインにビジネスを展開中。法人設立から4期目。副業としての輸入転売から独立以降の成長の軌跡をたどり、2018年12月に月商1400万を達成したノウハウを書き記していきます。 販売媒体は、自社通販サイト、楽天、BUYMA、メルカリ、ヤフオク。

月商400万までの道のり① ーヨーロッパ移住計画開始ー

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さて、今回から月商400万までの道のりについて話していきます。

ここが自分の事業にとって、かなりの転換点になったので、

結構長くなると思います。

 

これまでの経緯をざっと整理すると

 

2015年

4月独立

6月月商200万達成

10月ベンチャーにて修行開始

 

2016年

2月法人設立

4月初のイタリア渡航

5月月商300万達成

 

こんな感じです。

 

前回の月商300万達成編でお話ししましたが、

僕の人生初のイタリア渡航

かなり大きなターニングポイントになりました。

 

このイタリア輸入を強化していくことこそが、

自分の会社を大きく成長していく活路だと。

 

独立から半年間、一人でやっていてどうにもならず、

月商200万を突破できない状態がつづき、

そこからさらに半年間、師匠のもとで勉強させてもらって

ようやく見えた光でした。

 

このチャンスを絶対にものにしたい・・・。

でも現地での協力者もままならないし、

毎月イタリアに行くにはキャッシュが足りない・・・。

行けたとしてもその在庫を捌ききるだけの販売力がない・・・。

 

こうした難しい局面を前にして、

僕が出したぶっとびすぎの答えは・・・。

「そうだ、現地に住んじゃえばいいんだ」

 

そう、何を血迷ったか、僕は現地に住んじゃえば

この輸入の仕組みを完全にモノにできると考えました。

では、これから、僕がヨーロッパに住んで、

輸入を始めるまでの話を進めていきたいと思います。

 

なぜ現地に住めばいけると思ったか ー考えた商売の仕組みー

イタリアに住んじゃえばいいんだ。

これだけ聞くとかなりぶっとんでいるように思えるかもですが、

僕のなかではそれなりの根拠がありました。

 

当時、バイマで活躍していたバイヤーで、

イタリア在住の人たちがやっていた商売の仕組みは、

①商品の写真を店舗で撮影する

②撮影した商品をバイマに出品する

③注文が入ったら商品を買い付け

④買い付けた商品を日本の消費者に直送する

 

という仕組みでした。

具体的にはこちらのバイヤーさんが有名でしょう。

 

www.buyma.com

 

この仕組み、ポイントは三つあります。

一つが、商品写真を撮影して出品、なので、そもそも無在庫販売です

これは強力。写真さえあればイタリアの店舗で撮影できる商品は、

すべて自分のページに出品できるということ。

 

在庫を持って、その在庫しか出品できる商品がない、というのは、

出品数のボリュームが出せません。

出品数のボリュームがあれば、アクセスを引けるので

かなりのメリットになります。

 

二つ目が、店舗写真を使うということ。

通販サイトの商品って、ほとんどが白背景の綺麗な画像ですよね?

例えば、以前も紹介させていただいたこちらの写真のように

しっかり加工されたものが多いですよね。

 

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でも逆に、競合も同じように白背景の商品を使いまくっていると、

自分の画像が埋もれてしまうんです。つまり目立たなくなる。

 

逆に、こういう商品写真はどうでしょう?

 

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いやいや、商品が全然綺麗に写ってないよ。。。

素人感丸出しだな。。。

と、思われるかもしれません。

でも、それは違いますね。

 

結論から言うと、この写真の方が断然アクセスを引けるんです。

(あくまでうちの会社は、ですが)

 

このノウハウについては後の章で紹介しますが、

イタリアに行く前の時点でも、

この店舗写真の効果はかなりあるはずと予測していました。

 

三つ目は、日本の消費者に直接商品を送っているということ。

これは何がすごいかというと、

関税の負担が日本の消費者になるということです。

 

普通に販売者が、イタリアから商品を日本に輸入すると、

関税を支払う義務のある人は、販売者となります。

 

逆に、販売者がイタリアにいて、

日本の消費者が商品を購入して現地から送ってもらう場合、

関税の支払い義務が消費者に移ります。

 

そのことはバイマの規約にも書かれています。

 

qa.buyma.com

 

これを利用して、関税負担をお客さんにすることで、

表示金額をガクッと下げることができるので、

国内の販売者では絶対に出しえない金額で出品可能です。

 

この仕組みで、

海外在住バイヤーはがっぽり儲けていました。

 

そして、僕はこの仕組みを自分で再現することができたら、

絶対に儲かると確信していたのです。

それが僕がイタリア移住計画を画策した理由です。

移住について実際に調べてみたらどうだったか

 

さて、実際にイタリア移住ができるもんなのか。

調べてみると・・・。

 

結論から言うと、イタリアへの移住は困難を極めました。

ビザにも結婚ビザ、学生ビザ、就労ビザなどがありますが、

僕が取得したかったのは就労ビザです。

 

しかし、イタリアでは昨今、移民規制がかなり厳しくなっていて、

ビザ申請の手続きは超煩雑、

審査に半年待ちはあたりまえ、

ほぼほぼ取得は不可能という状態でした。

 

こりゃ無理だと思った僕は、バイマを見ていてあることに気が付きます。

同じ仕組みで稼いでいる海外バイヤーも、

イタリア在住だけでなく、スペインやドイツ、フランスなど、

他のヨーロッパ諸国にもたくさんいる、ということでした。

 

それなら別にイタリアにこだわる必要はない。

ビザの取りやすい国を探してみよう。

そこで見つけたのが、フランスでした。

 

フランス、ビザ、で検索をかけていくと、

就労ビザは現地弁護士に取得を依頼できることが判明。

フランス、日本人、弁護士で検索をかけたところ、

こちらの橋本弁護士のサイトが出てきました。

 

Hashimoto & Partners - 事務所

 

このサイトから弁護士にアプローチし、

ビザの取得について色々と話を聞くことができました。

 

そこで聞いた話をまとめると…

 

①フランスのビザ取得は比較的容易。

日本の会社の支社という形で、フランスに会社をつくり、

その会社から就労ビザを出すという形でクリアできる。

費用も20-30万程度でおっけー。

 

②本社が、日本にあり、そこで社会保険を支払っていれば、

フランスの高額な社会保険は免除される。

 

③日本の会社に商品を売るという形であれば、

輸出企業ということで免税される。

 

と、いう話でした。

これはいける!と思った僕は、

ソッコーでこの話を師匠にしました。

 

師匠もイタリアに行ってから、ヨーロッパ輸入で、

海外事業を一本トライしてみたいと思っていたのです。

 

そしてそのフランスの話を聞くと、

「とりあえず、現地に行って、弁護士の話をよく聞いて、

あとはアウトレットとか、状況を調べに行こうか!」

ということになり、6月にフランス、パリに行くことになりました。

 

さて、かなりぶっ飛んだ話をしましたが、今回はここまで!

次回は、パリでの現地調査の内容を話していきたいと思います!

 

G13