輸入物販研究ブログ SPARKY!!

G13です。ブランド品の輸入業をメインにビジネスを展開中。法人設立から4期目。副業としての輸入転売から独立以降の成長の軌跡をたどり、2018年12月に月商1400万を達成したノウハウを書き記していきます。 販売媒体は、自社通販サイト、楽天、BUYMA、メルカリ、ヤフオク。

【トラブル】モルドバで税関職員に商品を盗難された話

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さて、今日はなぜか乗っているので2本目書きたいと思います。

 

創業してから3年目の暮れになり、

会社の実績も上がってきたためか、人との関わりが増えるようになりました。

同じくらいの実績の経営者友達と出会うこともありましたし、

僕の輸入のやり方を学びたいと言ってくださる人と会うことも増えてきました。

 

そこでよく言われることが、

いやー、G13さんはいいですねー!

海外飛び回って買い付けの仕事とか!

憧れます!私もやりたいです!

 

と言われることが多々あります。。

そうですね、よくよく数えたら1年のうち、2ヶ月くらいは、

ヨーロッパに滞在している計算でした。

クレジットカードで使う金額も大きくなった今では、

ほとんどがマイルでの渡航になっています。

 

端から見たら自由に海外に行けて、

楽しそうに見えるかもしれません。

ですが、戦場は海外です。

実際は常に危険と隣り合わせで、渡航中はむしろ緊張の連続です。

 

そこで今回は、これまであった海外トラブルの中で、

一番やばかったやつを紹介しましょう。

 

トランジットで初めてモルドバを経由した

確かこれは、2017年1月頃の話です。今から約2年前。

当時、僕はフランス事業を立ち上げるため、パリに滞在していました。

 

もちろん基本的にはパリ常駐でしたが、

たまに日本でやらないといけないことがあると、

日本に一時的に帰ったりしていました。

 

その時は、フランス事業も立ち上がったばかりで、

ようやく売上が400万にいったくらいの時で、

そこまでキャッシュフローが潤沢にあるわけではありませんでした。

 

なので、いつもパリと日本の行き来は最安の便を使っていました。

当時だと最安の便で5万とかで片道行けちゃいます。

ですが、その時は、急遽帰国を決めたため、トランジットが少なく、

帰りやすい便があまりなかったので、ロシアのアエロフロートを使って、

パリ→モルドバ→モスクワ→日本という、

わけわからん航路で帰国することになりました。

 

で、経由地のモルドバに到着したのですが、

その時、スーツケースの中に、知り合いの社長に頼まれたベルルッティの財布と、

グッチの財布がいくつか入っていました。

 

そして、モルドバに着くと、トランジットのために税関検査場を通過します。

飛行機から降りて、パスポートチェックのカウンターがあり、

そこが人でごった返していたので、一旦この人の波が落ち着いたら行こう、

ということで、最後尾についてパスポートチェックを終え、

税関検査場につきました。

 

そしたら、僕の前にいた大勢の人は

全くノーチェックで税関検査場を通っているのですが、

なぜか僕だけ呼び止められます。

 

そして、「スーツケースの中をチェックさせてくれ」と言われ、

スーツケースを開けたら、先ほどのいくつかのブランドの財布が出てきました。

 

それを見た税関職員は、

「おー、これはモルドバには持ち込めないんだ。

チェックインするまでは税関で預かってるから、

チェックイン直前にこっちに取りに来て」と言われ、

スーツケースを置いていくことになりました。

 

で、チェックインの時間を迎え、

スーツケースを取りに行き、カウンターでスーツケースを預けました。

すると、あれ…???

 

フランスでチェックインした時は、荷物は20kgだったのに、

あれれ…18kgになっているぞ…???

詳細な重さは忘れましたが、確かそのくらいの重量が減っていました。

 

でも、その時は確信がなかったですし、

すでにカウンターに荷物を預けて運ばれてしまったので、

その場で中身確認はしませんでした。

ただ、「あー、もしかしてやられたかも」という予感はしました。

 

そしてその予感は的中で、日本の空港についた瞬間にスーツケースを確認しました。

そしたら商品がごっそり、なくなっていました。

 

税関職員が盗みを働くというのは、

話に聞いたことはあってもまさか自分の身に降りかかるとは!

最初は焦りましたが、

まぁアメックスの保険でなんとかなるだろうとは思っていたので、

冷静に状況を把握できました。

 

あとあと調べてみたら、モルドバという国は、

ヨーロッパ最貧国で治安もあまりよくない国ということでした。

隣国のルーマニアでは日本人女子大生が恐るべき犯罪被害にあっていましたね。

 

そんなこんなで、これが記憶の中で一番残っている海外トラブルだと思います。

今では、安全な航路で渡航できるくらいマイルがたまるようになりましたし、

よくいっているイタリアは、治安がよく、優しくて明るい人が多いので、

しっかり気をつけていれば、安全に仕事を進めることができます。

 

ですが、海外を飛び回る仕事も常に危険と隣り合わせなんだよ!

ということを声を大にして訴えたかったのです。

ちなみに盗まれた分の金額はアメックスが神対応で補償してくれました笑

 

起業して海外での仕事に興味ある方は是非参考にしていただければと思います。

それでは今日はここまで!

 

G13