こんにちは、少し間が空いてしまいましたが、
今回は「仕入先を突き止める、その②」を解説していきたいと思います。
前回のその①では、まずは自分と状況が似たバイヤーを探し、
そのバイヤーの商品ページに書かれた、英語の商品名から、
仕入先を突き止めるテクニックを解説しました。
では今回は、そういった仕入先のヒントになる商品名などの情報が、
商品ページに書かれていなかった場合の方法を解説します。
次のヒントは商品画像にある!!
はい、こちらのタイトルにも書かせて頂きましたが、
次にライバルバイヤーの仕入先を特定する方法は、
ライバルバイヤーの商品画像からリサーチをかけていく方法です。
まずはこちらをご覧ください。
こちら、あるバイヤーさんのモンクレールのダウンの商品ページなのですが…。
今回もバイヤーさんが特定されないように画像以外のところは伏せています。
このバイヤーさんは、商品詳細の説明書きのところに、
前回のような英語での商品名などのヒントは残していません。
※話が飛んでしまいうので、補足として書きますが、
商品名はないものの、品番は書かれています。
例えば、品番が、94162009699Z999と書かれていたとして、
それをそのまま検索にかけるだけで、仕入れサイトが出てくる場合もあります。
ショップによっては品番の記載の仕方が、例えば、
9416200 9699 Z999や、9416200_9699_Z999といったように、
そのショップ独自の表記方法の場合に、
検索をかけるだけで出てくるケースが多いです。
では、商品名でのヒントがない場合は、どうするのか?
タイトルで言った通り、画像を活用します。
こちらのページの商品画像にカーソルを合わせ、右クリック。
「商品画像のURLをコピー」で、URLをコピーします。
コピーが完了しましたら、
こんな感じで、商品のURLを画像検索画面に貼り付けます。
ここで一つ、小ネタだけど知っておくと得する情報があります。
この貼り付けたURLをみてください。
ここに「180923」と書かれています。
これ、実はそのバイヤーさんが、「その画像を加工した日」なのです。
「その画像を出品した日」だったかもしれませんが、
まぁいずれにせよ、出品してからの日が浅いかどうかの判断がつきます。
これは、出品してからの日が浅くて、
アクセス、ほしいもの登録がかなり付いているようだったら、
人気が急上昇しているアイテム、ということになるので、
リサーチの一つの指標になります。知っておいて損はないと思います。
話を戻します。
検索窓に画像のURLを放り込んだ後、
検索結果には、しばらく日本語のページが出てきますが、
2-3ページ目にだんだんと英語、もしくはその他の言語のサイトが出てきます。
その一つ一つをめくっていくと…。。
こんな感じで該当する仕入れサイトが出てきます。
ちなみに、Farfetchもよく出てくるのですが、
ここは、ヨーロッパなどの海外ブランドのセレクトショップが集まった、
プラットフォームのようなサイトになります。
zozotownの海外ブランド取り扱い版といったところです。
ここはヨーロッパのセレクトショップから日本にも送ってくれるサイトですが、
基本的には値段が高いので、仕入れとしては利用できません。
なので、ここが検索で出てきたら、無視していきましょう。
そして、気になる真ん中のサイトをクリックしてみると…。。
Sold Outになってしまってはいるけど、ドンピシャですね。
この商品は在庫切れだとしてもこのサイトからいい値段で出せるようだったら、
芋づる式で他の商品を出品することができます。
もちろん、今回はブログで説明する用に、
都合の良いネタを持ってきました。
ですが、この方法で仕入先を特定されるとわかっているバイヤーも多いので、
商品画像は仕入先のものではなく、ブランドのオフィシャルサイトの写真を使ったり、
先ほど紹介した、Farfetchも画像が綺麗で多数の商品があるので、
その画像を使ったりすることで、仕入先を特定できないようにする人も多いです。
なので、この作業は根気強くやる必要があります。
逆に、この画像検索作業を進めていくコツは、検索する画像は、
ブランドのオフィシャルサイトやFarfetchの画像ではないこと、
ショップが独自に撮影したであろう商品画像を見極めること、
この二点が重要ですね。
根気強くやって、優良な仕入先を発見することができたら、
その仕入先が扱っている、他ブランド、他商品に横展開できるので、
一気に突破できると思います。
まぁこの方法は、リサーチの基本っちゃ基本の部分ですが、
いくつか知って得する小ネタも紹介しましたので、
是非バイマプレイヤーの方には参考にして頂きたいです。
さて、毎度のことながら長くなってしまいましたので、
また次回!
G13