こんにちは。
今日はバイマのノウハウまとめの続きに入ります。
前回は、ゼロからバイマを始めた時、
攻めるブランドをどこにするか、選定のポイントを説明しました。
ざっと振り返ると、ブランドランキング100位以内で、
もっと言えば1-50位のブランドを狙って、
その中で、国内配送かつ無在庫販売をしているバイヤーを見つける、
という流れでした。
今日は、その見つけたバイヤーの商品から、
仕入先を特定する方法を二回に分けて紹介します。
では、最初の方法、行ってみましょう。
参考バイヤーの商品ページにヒントがある!!
前回の攻めるブランド選定のポイントを紹介した時に、
「なるべく自分の状態と近いバイヤーを真似すること」を
おすすめしました。
現在は僕が資金なしで、ゼロからスタートすることを前提としているので、
国内在住、無在庫販売が条件となってきます。
では、おさらいも兼ねて、
国内在住、無在庫販売で稼いでいるバイヤーの見つけ方を説明します。
まず、国内在住であるバイヤーを探すには、
バイマの「こだわり検索」を使いましょう。
バイマの検索窓の横にあるこれですね。
このこだわり検索、から、国内配送に絞り込むと、
海外から日本のお客さんに直送しているバイヤーではなく、
日本で受け取ってから発送しているバイヤーのみが出てきます。
次に、無在庫販売であることを見分ける方法。
これはそんなに難しいことではありません。
単純に無在庫なわけですから、実物が手元にありません。
なので、実物写真ではなく、
オンラインサイトから引っ張って来た写真を使っているバイヤーに焦点を当てます。
もちろん、店頭で撮ったような実物写真のバイヤーも除きます。
その人は無在庫販売ですが、近くに、直営店、もしくはアウトレットがある人です。
なので、真似するのはなかなか難しいでしょう。
では、実例を挙げていきましょう。
僕が普段やっていないマイケルコースでやってみましょう笑
先ほどの絞り込み検索で、すぐに、
国内配送で、オンラインショップの画像を使っているバイヤーを見つけました。
一応、迷惑がかからないようにバイヤーが特定されそうな部分は伏せています。
この商品、相当なアクセス数、ほしいもの登録数が入っていますね。
到着日数もそれなりにありますし、国内即発ってわけではなさそうです。
在庫持たずに販売している感じです。
これだけのアクセス数、ほしいもの登録数が入っているので、
かなりの数売れていると思います。
単価も低いですし、いいですね。
もちろんバイヤーごとの販売履歴で、
どれだけの数量売れているのか確認できますので、
そういうところもチェックしておきましょう。
では、このバイヤー、本当に真似できるのか?
どの点に着目すればいいのか、見てみましょう。
着目すべき点は、商品ページの下の方にある、
商品コメント欄です。
無在庫でオンラインショップから購入して販売しているバイヤーに
ありがちなことなのですが、
このように、商品名を英語で載せているバイヤーがいます。
これ、実は引っ張って来たオンラインサイトの情報そのままだったりするんです。
なので、これをそのままコピーして検索すれば、その仕入先が出てきてしまいます。
なぜ、バイヤー達はこんな仕入れ先がバレてしまうようなことをするのか。
それは売れた時に、この部分からGoogle検索してしまえば、
すぐに仕入れページに行って、すぐに購入できるからですね。
受注後の作業が楽になるんです。
まぁこれに関しては人ぞれぞれ違うかもしれませんが、
少なくとも僕がアメリカ無在庫をやっていた時はそうでした。
で、検索すると、普通にマイケルコースのオフィシャルサイトが出て来ました。
仕入れ金額は$88ですね。
下の、赤、緑、白は値段がセール価格になっていますね。
$88の商品を13900円で国内で売ったら利益出なくない?
確かに!確かにそうです。
$88の商品を輸入して、送料関税支払ったら、
僕が計算した感じですと12000円前後になると思います。
それだと500円くらいしか利益でないですね。
ですが、ここで諦めてはいけません!
アメリカでは毎週のようにセールをやっています。
週末や、独立記念日などの祭日、色々なタイミングでセールをやって、
商品が20-30%オフになることが多々あります。
なので、発送期間を10-21日くらいに設定しておいて、
セールになるまで7-14日間は待てる期間を確保しておき、
セールが来たら溜まった注文分の商品をまとめて購入、
なるべく早い手段で日本に送る、というやり方もできます。
あるいは、これはバイマでの戦略の一種なのですが、
例えば500円しか利益が出ないとしても、
アクセス12000、ほしいもの460も入る商品があれば、
かなりの数のお客さんが、自分のページにアクセスしてくれるということです。
そうすると、他の商品へのアクセスも上がるので、
結果、全体の売り上げが上がります。
要するに、薄利販売でアクセスを稼ぐという手法ですね。
人気ブランドのSEO上位の商品など、その安さに呆気に取られることがありますが、
実は売っているバイヤーも全然利益出ていない、というのはザラです。
その商品でアクセスを稼ぎ、他商品で利益を取っているのですから。
そういう作戦もあるということですので、
もし、リサーチをしていて、値段的に全然勝てないや、と思うことがあっても、
一度、よく仕入先のセール状況や、バイヤーの作戦などをしっかり分析して、
どういう方法でそのバイヤーが稼いでいるのか、考えてみてください。
ブランドの会社に身内がいて、社員割で商品を購入できる、
とかだったら真似しようがないですが、
だいたいのやり方は自分も真似できるものです。
とにかく、研究を怠らないことです。
ちなみに今回紹介したマイケルコースの事例ですが、
100%、僕が分析した方法でやっているとは限りませんので、
その点だけご了承ください。
マイケルコースは直営店だけでなく、デパートにも結構流れているので、
そこらへんも利用しているかもしれません。
事例そのものよりも分析の仕方を参考にしてください。
また、アメリカのマイケルコースのオフィシャルサイトは、
日本のクレジットカードでは購入できなかったかと思います(たぶん)
なので、購入代行をしてくれる、安い転送会社、
もしくはそういった実務をやってくれる個人を見つける必要があります。
そこが他のバイヤーにとって参入障壁になったりするので、
自分だけの強い仕組みをコツコツ作っていくのも重要です。
仕組みさえできてしまえば、あとは売れ続けるだけですから。
では、長くなってしまったので、今回はここまで!
G13